2009年6月5日金曜日

もりだくさんの一週間・その1







今週はいつにもまして、あっという間に
めまぐるしく過ぎた一週間。
いろんな出来事が、どれもこれも
忘れられないほどに、ビビッドに心に響く。
なんだか、いろいろに感動した一週間。

まず、お休みの金曜日。
益子の自然・生態系に詳しい
陶芸家の若杉集さんの案内で、
スタッフみんなと共に、益子の山へ入る。
この山は、日本で生息できる
植物、生物の南北限。共存する、交わる場所。
栃木でもとても珍しいだけではなく
日本でも、益子だけ、しかもそこだけに
生息する本当に珍しい貴重な植生をもつ。

益子の里山の恵み。
益子という場所が、植生物の生態系を語る上で
学術的にも本当に奥深い場所だということを
改めて知る。

歩きながら、自然のもつ力や豊かさ、恵みに感動する。
だけど、それよりも、問題視されている地球規模での
温暖化の問題が、こんなに身近に。
そして、この山の今後。これからのここ、地球のこと。
いろいろ考えさせられた。
この一日のことは、もう少し自分の中で
噛み砕いて、そして、ゆっくり考えてゆきたいと思う。

自分の住まう、手に届く、身近にある自然のことを
こんなにまでも、まったく知らずに過していたと
改めて思い、損をしていた気がしながらも
今後は、それを知って山を歩けることに
カンシャして、心が躍った。

草花、木々、とても詳しく、わかりやすく
楽しく案内くださった若杉さん。
そしてもう一人のガイドの阿久津さん。
本当に有難うございました。
山の澄んだ空気と、風と唄う鳥の声
深くて力強い緑の大木に、ゲンキをもらう。
心も体も充実した、大満足の一日。
そして、その次の土曜日も、
特別な夜。
魂がしびれるような、唄声と
心が澄わたる、ピアノの音色・・・・

続きは、また。

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