2010年9月26日日曜日

良時、良実、皆喜・・




既に発売中の雑誌・「天然生活 11月号」にて。
マキマロさんの取材、掲載をして頂いた。

(詳しくは http://www.chikyumaru.co.jp/tennen/ )



夏に鴨川まで出かけた、慌ただしくも楽しい一日は
その取材への「お顔合わせ・お引き合わせ」の為でした。




取材から発売まで時間がなく、
ぎりぎりのスケジュールの中
「天然生活」編集長さまはじめ、担当編集者Tさんが
丁寧に企画、構成をしてくださいました。
すごくよかった!と
いろんな方がご連絡をくださいます。
とても嬉しく思います。有難う。

編集長さまはじめ、天然生活の編集者Tさん、Yさん。
本当に有難うございました!



しかも、今回のこの企画。
チーム・スターネット!?
仲間が関わってくれるという、二重の喜びも。

写真はこの春から、展覧会のDM作りなど
ご一緒してくれている村林千賀子さんが。
彼らがつくる色鮮やかな微妙な色を、光を、
そこに写る暮らしの色を
迷うことなく、丁寧に。
たくさんのすばらしい写真を撮ってくれた。

文章は、渡辺尚子さん。
マキマロの二人のこと、物作りの原点から現在まで
暮らしのこと、生きること。彼らの想いを
透明感のある、優しい文章で記してくれた。
尚子さんは、スターネット本「ひかりのはこ」の著者。
迷惑でしょうが、私が勝手に姉の様に慕っている女性。


今回の取材、チーム・スターネット。
いつもの仲間!
自慢じゃないけど、かなりの内弁慶の私。
文字校正も内容確認も、担当編集者のTさんも一緒に
友達と連絡をするように、とても楽しいお仕事でした。
そんな楽しい仕事をさせてくださったことに、
皆で感謝しています。






何が嬉しいって、
取材が苦手のマキマロの二人が喜んでくれたこと。
まず、それが何より。

みんなが楽しんで充実した時間を過ごし、
そして、その楽しさや嬉しさが、
記事に顕われ、それを読んでくれた方々が
すばらしかったと、感想をくれていること。
とても嬉しい。すごく嬉しい。
読者の皆様にも、その時間や空気が伝われば
もっと嬉しい。



こういう、喜びは、近く始まる展示にも
良いスパイスとなり、
きっと、いい展示になると信じている。


そう。先日、すでにマキマロさんが届けてくれた
色とりどりの作品群のすばらしきこと。






あ〜♪ たのしみ、たのしみ〜♫
ご期待あれ〜!!



雨が笑う、雨が唄う、雨で根がつく






9月23日(木・祝)
土祭奉納演奏会・朝崎郁恵さんのライブ当日。
朝からの雨。
シトシト、シトシト。
いったん止んだかと思ったら
ザーザー、ザーザー。大雨。


お昼すぎても止まぬ、雨。
でも、みんな、ニコニコニコニコ。


土祭奉納演奏会。
そう、去年行われた土祭の根源は、
土地の神様を崇め祀り感謝を捧げる、
そんなお祀り事、お祭り事でもある。


今年は、この演奏会が、奉納の舞台となる。
祭事の前には、祈願をする。
舞台の成功へはもちろん、
この一年のお礼とこれからの一年の、無事に。
土地の神様を奉ることは、これからの一年にとって
重要なことでもある。
奉るとは、そういうこと。
四季を感じ、四季の恵みに感謝する。
そのことでもある。



お昼、2時。
土地の神様へ、感謝を捧げる。
氏神さまへお祈りをする。
宮司様をお呼びしての祈願祭。
ゴロゴロゴロゴロ。雷様も、参加。


午後、3時。
風がビュービュー。風神様も到来。
そのあとすぐに、さっきまでの大雨が、
落ち着いたシトシト雨に。
静かな雨音に、太鼓の音が鳴り響く。
静かにしたたる雨だれをバックに、
雨でいっそう深まった緑が、客席の目前に広がる。
その緑の森を背中に、朝崎さんが唄い始める。
舞台が始まる。

舞台の後ろの庭に、4本の青竹で囲いを作り
四方から縄を張り神様を祀る。
朝崎さんの唄声にあわせて、その青竹が揺れる。
静かに揺れたり、大きくうなるように揺れたり、
神様もともに唄う。


18時。外は真っ暗。雨はまだ止まず。
お昼間の深緑の森が、真っ暗な森に。
一番大きな木にライトを照らす。
木々に照らされるライトの灯りで、
雨にぬれた木々はギラギラひかりを放つ。
深い深い闇がいっそう、引き立つ。
セット完了。


19時。雨がシトシト、優しく音をうつ。
舞台はライトアップされ、客席からは、
真っ暗闇の中の大きな木、1本だけに灯りが照らされ
幻想的な空間が広がる。


静かで、暗く、そして清らかな空気の森に
太鼓の音が、鳴り響く。
アアウァ〜〜ア〜ァ〜♪♫


神様も喜ぶ。
私たちの心も揺さぶる、
朝崎さんの声。唄。


あっという間の1時間、終わる頃には
雨はすっかり止んでいた。
すばらしい、神様の演出。


演奏会の後、祭事の後の感謝をささげる、分かち合う
直会(ナオライ)も執り行う。
朝崎さんを中心に、仲間や関係者が集う。
楽しく、にぎやかな時間。
すばらしい仲間、みんなの笑顔がとても素敵。

一年に一度の、集まり。
今年も、こういう機会ができて
みんなの素敵な笑顔に会えて。
とても、嬉しく楽しい時間。
遠くから、お忙しいなか、皆さん
ご参加くださって有難うございました。



朝崎センセイ。
すばらしい唄を、有難うございました。
また、たくさんの元気を頂きました。
感謝しきれぬほどに、感謝です。
そして、お帰りになられてすぐのお疲れのところ、
お電話もくださってありがとうございました。
とても、嬉しかったです。


あの雨の演出は、すばらしい神様からの贈り物だと
みんなが喜んだのだけれど、
センセイは、あの雨が、
神様の祝福だとお話くださいました。
雨・水が、土・土地に降ることは
神様からの恵みであり、その水・雨によって根がつく
「ウチコミ」といって、
その土地に根付くといわれ
祭事の雨は、恵みの雨なのですよ、と。
スターネットが、益子の土地にますます根付くという、
神様からの祝福なのだなと思いながら、
唄いながら嬉しく思っていたのよ。
最後には雨も上がってたでしょ〜
と笑ってお話しくださったこと
馬場へも伝えます。
馬場も、喜ぶと思います。



朝崎センセイ。
また来年も、益子の神様に
唄を捧げにいらしてくださいね。

その日まで、センセイの唄を、
いつも流しながら元気に過ごします。
センセイも、益々、お元気に素敵な唄を、
奇跡の唄を皆様へお届けくださいますことを
ここで、祈っています。


センセイが、益子のことをいつも思っているよと
おっしゃってくださること、
思いながら、感謝しながら。


すっかり、秋ですね。




2010年9月17日金曜日

すこし遅れた夏休み







お盆も終わり、9月に入って。
すこしだけ、涼しくなった秋の風を感じるころ。


先日までの夏休み。
仲間はみんな、帰省して静かになるスターネット。
のんびりと、益子ですごす。
そんな夏休みの一日。


楽しい、時間。




ようこそ。
かわいいワン子が迎えてくれる。





清流、渓谷にたたずむ古くからある茶店。
おいしい空気と、贅沢な時間。


おなかも満腹。


あ、
気持ちも、もちろん。




2010年9月16日木曜日

夏も終わり、秋を彩る美しい色






先日の、鴨川へのお話の続き。


マキマロさんのお家へお邪魔した日のこと。
虹太朗くんがくれた元気と
胡花ちゃんの、かわいい寝顔。
愛情たっぷりのマキさん。
いつも優しい頼れるおとうさんのマロさん。


マキマロさんの、
暮らしの場所、作る場所に身を置いて、
二人のつくる物をみる。
二人が染めた色を、眺める。
それらはすべて、突然できた色ではなく、
何度も何度も染め直し、色を重ねる。

それらは、布を染めたり、作り上げてゆくことは、
暮らしの中で日々のご飯を作ることや、それを食べること
自分が着たお洋服を洗濯をすることなどと
同じ行為であり、日常のできごと。
仕事でもなく、暮らしの中の必要な営み。
色を重ねることは、日々の暮らしを重ねるのと同じこと。
そのことを、感じられてうれしかった。


「ハイ。あげる」
恥ずかしがり屋で働き者のわんぱく虹くんがくれた一粒のブルーベリー。
「あ〜、おいしい!」とお礼を伝えながら
あっというまにタイムリミット。
滞在時間、1時間ちょっと。
でも楽しい一日。すばらしい時間でした。

たのしい時間をありがとう、
マキマロさん&虹くん、胡花ちゃん。


わざわざ鴨川まで行って1時間?!
なにをしに?? 
気になりますでしょ。

実は、その日は取材ではなく、顔合わせを兼ねた打ち合わせ。
9月20日発売になる雑誌・天然生活の編集者さんと出かけたのでした。
そう、その号への取材。
その号の中で、ひとつの特集を組んでくださった。



スターネット・ギャラリー遊星社で
10月2日から展示をしてくれるマキマロさん。
彼らの展示を待ち望む、活動を知りたいと言ってくれる
多くのファンの人たちがいる。
しかし、これまで、なかなか取材を受けることの
なかった2人でもある。

でも、
1年で一度しかしない展示を知る人が少ない。
知れる機会が少ない。
・・少しでも多くの方に、知ってほしい。
2人の、仕事、暮らしのあり方、取り組み方を
もっと多くのかたに知ってほしい、ただそれだけ。
そんなことを思っていたら
天然生活さんで取り上げてもらえた。
とてもうれしい。


ぜひ、みなさんももうすぐ発売の11月号。
ごらんになってみてください。
編集長さまはじめ編集部の方が、
とても熱心に取り組んでくださり
しかも、大好きな仲間とともに、作り上げてくれた
彼らのことを知ることができる
暮らしへも物へも同じ視線でフォーカスしてくれた
とても素敵な記事になっています。


そのある夏の一日。
取材の日には、残念ながら、私は益子でお留守番。
でも、こちらはこちらで、素敵なかたがたと、
楽しい時間をすごす。
みんな、すばらしい、仲間。





暑い夏のぎらぎらひかる太陽の下。
いろんな色にに染め上げられた
秋を染める、美しい色。
もうすぐ並ぶ、新しい色、そして形。

マキマロ展。
10月2日(土)から10月11日(月・祝)まで。

昨日も今日も、明日も色を重ねてくれています。
あなたに似合う、素敵な色を。


2010年9月15日水曜日

新月→半月→満月

  
しばらく、いや、またまた「ずいぶん」とご無沙汰。
多くの方から、「次の更新はいつ?」

カタジケナイ・・・

その間、盛りだくさんのできごと。
いままでのなかでも、かなり盛りだくさんの
1ヶ月。 また、少しずつ。

昨日は、用あって久しぶりの懐かしい場所で、
月を見上げる。新月から満月。
新たなバイオリズムにより気運が盛り上がってゆく。
満ち満ちてゆくエネルギー。人も植物も。
リセットされた後の新月から満月へ向かうちょうど半分。
新月→半月→満月。
半分の月が、満月に向け日々大きく膨らんでゆく。



秋空に浮かぶ、まん丸の月。
秋の満月の夜、といえば
1年前の益子の土祭の最終日。
あの奇跡のような時間を思い出す。
今年も、また。皆様へ。
満月の夜に。

しかも今年は、中秋の名月。
エネルギーに満ち満ちた夜にふさわしい
すばらしい、唄をお届けします。



来る、9月23日(木・祝)
奄美島唄・唄者、朝崎郁恵さんの演奏会。

山の神様、森の神様、
益子の神様に捧げる唄。
魂に響く、朝崎さんの唄声。



15時、19時の2部制ですが、
残念ながら19時は完売。
でも、まだ15時は少しだけ余裕がある。
どなた様もおいそぎください。

(詳しくはこちらへhttp://www.starnet-bkds.com/asazaki03.pdf

土地が喜ぶ。地球が喜ぶ。
まん丸の月が笑う。
心が躍る。
私たちも。
ぜひ、皆様も。