2010年9月16日木曜日

夏も終わり、秋を彩る美しい色






先日の、鴨川へのお話の続き。


マキマロさんのお家へお邪魔した日のこと。
虹太朗くんがくれた元気と
胡花ちゃんの、かわいい寝顔。
愛情たっぷりのマキさん。
いつも優しい頼れるおとうさんのマロさん。


マキマロさんの、
暮らしの場所、作る場所に身を置いて、
二人のつくる物をみる。
二人が染めた色を、眺める。
それらはすべて、突然できた色ではなく、
何度も何度も染め直し、色を重ねる。

それらは、布を染めたり、作り上げてゆくことは、
暮らしの中で日々のご飯を作ることや、それを食べること
自分が着たお洋服を洗濯をすることなどと
同じ行為であり、日常のできごと。
仕事でもなく、暮らしの中の必要な営み。
色を重ねることは、日々の暮らしを重ねるのと同じこと。
そのことを、感じられてうれしかった。


「ハイ。あげる」
恥ずかしがり屋で働き者のわんぱく虹くんがくれた一粒のブルーベリー。
「あ〜、おいしい!」とお礼を伝えながら
あっというまにタイムリミット。
滞在時間、1時間ちょっと。
でも楽しい一日。すばらしい時間でした。

たのしい時間をありがとう、
マキマロさん&虹くん、胡花ちゃん。


わざわざ鴨川まで行って1時間?!
なにをしに?? 
気になりますでしょ。

実は、その日は取材ではなく、顔合わせを兼ねた打ち合わせ。
9月20日発売になる雑誌・天然生活の編集者さんと出かけたのでした。
そう、その号への取材。
その号の中で、ひとつの特集を組んでくださった。



スターネット・ギャラリー遊星社で
10月2日から展示をしてくれるマキマロさん。
彼らの展示を待ち望む、活動を知りたいと言ってくれる
多くのファンの人たちがいる。
しかし、これまで、なかなか取材を受けることの
なかった2人でもある。

でも、
1年で一度しかしない展示を知る人が少ない。
知れる機会が少ない。
・・少しでも多くの方に、知ってほしい。
2人の、仕事、暮らしのあり方、取り組み方を
もっと多くのかたに知ってほしい、ただそれだけ。
そんなことを思っていたら
天然生活さんで取り上げてもらえた。
とてもうれしい。


ぜひ、みなさんももうすぐ発売の11月号。
ごらんになってみてください。
編集長さまはじめ編集部の方が、
とても熱心に取り組んでくださり
しかも、大好きな仲間とともに、作り上げてくれた
彼らのことを知ることができる
暮らしへも物へも同じ視線でフォーカスしてくれた
とても素敵な記事になっています。


そのある夏の一日。
取材の日には、残念ながら、私は益子でお留守番。
でも、こちらはこちらで、素敵なかたがたと、
楽しい時間をすごす。
みんな、すばらしい、仲間。





暑い夏のぎらぎらひかる太陽の下。
いろんな色にに染め上げられた
秋を染める、美しい色。
もうすぐ並ぶ、新しい色、そして形。

マキマロ展。
10月2日(土)から10月11日(月・祝)まで。

昨日も今日も、明日も色を重ねてくれています。
あなたに似合う、素敵な色を。


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