2009年7月2日木曜日

さぼり虫の2週間











なかなか、更新をできないままに
2週間があっという間に過ぎてしまった。
このところ、多忙に隠れ、怠惰になっているさぼり虫。
反省も半分、この前の更新からも、
なかなかに濃厚な2週間だった気がする。


もうすぐ2週間になるのだな・・。
コウさんの展示は、KINTAさんとコウさんの
合作の帽子作りで、無事閉幕!
2人の師弟関係、信頼関係を近くでみられて
それはそれは楽しかった。
コウさん、そしてKINTAさん。
有難うございました。
そんな展示の最終日から。
KINTAさんが、朝から自分の頭サイズに
木型を削り、昼過ぎに到着。
ペタペタと革を張り合わせ、帽子が出来上がってゆく。
「ここはもう1枚、革を貼って補強しておいたほうがいい」
コウさんのアドバイスで、
またKINTAさんが革を手にする。
それをコウさんがミシンでダダダ・・・


KINTAさんが作った帽子は、
やはりKINTAさんの色がでるから面白い。
出来上がりが見えてきたころ、馬場が会場に。
「裏に気持ちいい布を張ったら、もっと快適」
そんな一声で
「はっちゃん!布!布!!」
手紡ぎ手織りの、気持ちよい布を持参。
2人の思いもよらぬ、作り方に
私も、そして馬場もびっくり。

「ほら出来上がり!快適快適!!」
あっという間に、完成。

このように、毎日、何かができあがり
いろんな人が集ってくれた。
コウさんの展示中は、本当に
毎日楽しく過させてもらった。
そんな日々のことが、
遠くでも話題になっていたみたい。
よきうわさは、うれしいかぎり。

コウさんの展示が終わって、
日常に戻ったある日。
東京にいる、作り手の方々に会いに出かけた。

DOOR AND BOOKの戸本姉妹に会いに
小金井のアトリエに。

今野安健さんと田鶴濱守人さんの
展覧会初日にあわせ、西荻窪の魯山へ。

途中、編集者の二宮さんとも
楽しく、いろんなお話ができた。

そして、帰りには
銀座・松屋にて恒例の催事出展中の
エフスタイルの2人に会いに。
帰り際には、偶然にも、グッドタイミング!
アノニマスタジオの丹治奥様にも会えた。

ほんとうにいつも「欲張りに」いろんなところへ
でかけ、仲間のみんなのところをめぐる。
今回も欲張りになってしまった。
ほんとうに、欲張りに回るので、
バタバタバタバタ。
でも、みんなに会えて、ゲンキをもらって
自分のやるべき事も確かめられる。
本当に有難い。


いつも、みなさまには、
益子に来てもらうばかり。
私は個人的には、かなりの出不精なので
ほんとに、たまにしか出ず
驚かれるくらいなのだけど
こちらから、みんなに会いに出かけると
やっぱり「足を運ぶ」という事の、
大切さも痛感。
そして、出不精の自分に反省もする。

今は、メイルで殆どの用件は足りてしまう。
でも、そこに生の声や、共に感じる時間や
空気は、ない。

「大事なのはリアルなコミュニケーション」
と、いつも馬場には言われる。
出来るだけメイルを使わず、
生の時間で、やり取りするようにと
言われるのだけれど
会いに行く、というのは、
時間の共有、その目的が大きい。
そのためだけに、といってもいい。

ただ、会えるだけで、時間を共にするだけで
解決する事が、たくさんある。


今回も、いろんな事を教えられた。
ジワジワジワジワと
いろんな事が伝わっていて
ジワジワジワジワと
みんな、みんながつながっている。


ジワジワと、急速に。

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