2010年6月25日金曜日

昨日、今日、明日。





前回反省したのに、懲りずに、
またまたご無沙汰しております。
日記、というより、月一の「月記」になっている。
せめて、週記くらいにしたいもの。

こんなに更新されないのに、楽しみにしていると
言ってくださる方が多く。有難きこと。
アア、カタジケナイ・・・


このひと月。いろんなことがあった。
ほんとうに、いろいろ。
昨日も、今日も、きっと明日も。

何か新しいことは毎日あって、
盛りだくさんなのに
こんなに、間をあけているものだから、
何から書こうかな〜と、考える。
思い出は、次の機会のプラスαの肥やしとし、
新鮮なことを。と、前向きに。
だから懲りない。


この数日。大好きな人たちとともに過ごす。
とても尊敬する、そして
とても親しくしてくださる大好きな方々。
東京からお泊まりでお出かけくださった。
ほんとに楽しい3日間でした。
感謝。



昨日のお休みのことを。
益子案内、だからでもありますが、
濱田庄司三昧!の一日を過ごす。


朝から、梅雨の谷間の、嘘のような気持ちのよいお天気。
晴れ!快晴!!
楽しく朝食。





→益子陶芸メッセの旧濱田邸へ。
縁側に座り、台所をのぞき・・・古き良き時代と
濱田センセイの、面影と足跡とたどる一日のスタート。
昔はすてきね、でも、今も捨てた物ではないはよね。
だって、それは自分次第。






→益子参考館
濱田センセイが集めた世界の民芸工芸品を拝見。
わたしはこれが、あなたはこれね、と
逸品や秀品をおなかいっぱいになるまで愉しむ。
よき時代、すばらしいもの。
この時代の、すばらしきものごと。昔そして、今。
どちらも同じように、すばらしいと思いたい。
だって、これも自分次第。





→おいしくたのしく、お昼ご飯。
馬場夫妻、星も一時合流。
みんなでたのしくお蕎麦などを
おなかいっぱいにいただく。


この日のテーマのようになったのだけど
濱田センセイを介してみる益子。
この土地のこと、自然のこと、
焼き物のこと、人のありよう。


益子の昔、益子の今。
民芸の昔、民芸の今。
昔、今、の時間による縦軸と、
人との関係による横軸。


普段考えないことを、考えた。
濱田センセイを真ん中にして。
面白い。





→宇都宮の栃木県立美術館へ。
「知られざる濱田庄司」展を観に出かける。
実は、この展示、先週も馬場と星とでかけ
観たばかり。
出不精の私。
観たくなければ、出かけない。
でも、この展示、すごくよかった。
何がよかった、って。
全部よかった。というのは乱暴だけど、
嘘ではない。

こんなに力強く、すばらしい物をこしらえる
濱田庄司という人が、少し前の時代に、
すぐ近くに住まい、
すぐ近くの、多くの人たちと、
地に足をつけて、暮らしていたという事実。
しかも、あんなに、まじめに。


この、益子という土地の地場。
それを、濱田センセイを介し、観られた気がした。
そして、思った。
何かのご縁があって、自分が暮らすこの場所を、
ここで暮らす自分のことを。



この数日、尊敬する大好きなひとが教えてくれたこと。
「すべて自分に近づけて考えてみる。
それはとても重要なこと」


近づけて考える。
この場所を、大好きな人たちとの関係、自分。
すべてをつくり、築くのも
日日の自分であるということ。
遠い先の自分ではなく、さっきまでの自分と、
すぐ後の自分。


そっか。そういえば、
馬場には、同じことをいつも言ってもらっている。
「けっきょく、ぜんぶじぶんのもんだいなんだよ」と。
そっか。そうだな。


結局、どんな毎日でも、積み重なる。
良き日も、悪き日も。
「善きも悪しきも己次第」ということか。

濱田センセイの毎日の日常が、
あの濱田センセイを作った。
当たり前のことなのだけど、
毎日。それが、自分をつくる。
ご縁があって交わる多くの
大好きな人たちは、皆、妥協がない。
ほんとに、スゴイ。

自分は・・・・・
と、
潔く、反省をしたところで、
月記改め、週記。
と、こんな私の記する月一のつたないこの戯言を
楽しみにしてくれる
大好きな方へ、感謝して。


今日も、楽しくよき一日。
明日もよき日でありますように。


ツイシン:オトウサン、オタンジョウビオメデトウ。

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