昨日の昼間、突然の強い氷。
毎年のこの時季、たたきつけたような音を鳴らす。
その後は、いつも急に冷え込む。
そんな季節。
大好きな春が名残惜しく
もう少し先まで欲張りに楽しむため、
毎年、必ず、イチゴのジャムを作る。
今年も、また。
ここで暮らすようになってから、まず、かわった事。
四季の移ろいを肌で感じられるようになった。
毎日の裏山の緑、森の草花や木々の彩り。
毎日の裏山の緑、森の草花や木々の彩り。
そして、山崎農園から毎朝届けていただく
日々のお野菜からも。
その日の朝に採った、その時、に取れる物ばかり。
年中、どんなお野菜でも買えるスーパーに慣れていると
旬の採れたて野菜の強くて甘い味を感じる事は、
とても難しい。
その時季に採れるものしか食べなくなってからは
自然の恵みに感謝する。本当に毎日美味しい。
美味しいものは美味しいうちに。
これは、すっかり家訓となっているのだけども
ちょっとセンチメンタルに、次の季節の足音が。
そんな音が聞こえる頃、大好きな人たちに
季節の恵みをギュッと閉じ込めてお届けする事も
ここに暮らす、私の喜び。
時々、「まめに・・・えらいわね~」と言われる。
・・イヤイヤ・・えらくもなんともない。
昔は、みんなそうしていたのだし、ただ、
みんなが喜んでくれることが、私の喜び。
丁寧に暮らす。
そんな気風が、世の中の新しい流れ、流行
主流になっている。
それは、それは、とても素晴らしい事だと思う。
私も、日々、足りない事だらけでありながらも、
毎日を当たり前に、でも、毎日を特別に暮らしたい。
暮らしを楽しむ、大事にする。
それは意識してする、ということではない。
ただただ、日々を築く。
昨日と今日は、同じではなく、
今日と明日も違うのだから。
5年前のある日。
大阪から、2人の若い男性が益子へ。
大きな2人が、カフェの一番小さな席に座っていた。
その大きい背中の二人は、懐っこい笑顔で、
とても腰が低く、丁寧で。
そして、まっすぐな目をしていた。
彼らは、関西を中心に若者に強く支持されている
セレクトショップ、アーバンリサーチの中核メンバー。
「丁寧に暮らす」その事を考えに考えて、
馬場に会いに来てくれた。
その一人が、竹村さんだった。
それからしばらくして、竹村さんが中心となり大阪・南船場に
アーバンリサーチ・DOORSのアンテナショップとしての、
お店を建設。
馬場も、その建設、そして店舗のソフトの面でもお手伝いを
させてもらった。
その仕事から、本格的にアーバンリサーチ・DOORSと
馬場との、いやスターネットとの仕事は始まった。
お店の事、将来の進むべき道。
社会の事、未来の事。
共に考え、共に歩んできた。
少しずつ、少しずつ。
この5年間、「取引先」「仕事」という域を超え、一緒に歩んで来れた気がする。
スタッフの人たちも、こんな遠い所まで来て下さる。
大事な大事な、大好きな仲間。
お客さまも、あちらからこちらへ。
こちらからあちらへ。
みんなが、つながり、また、続いてゆく。
普段、本当にほとんど益子をでない馬場が
今朝、大阪へ出発した。
明日、5月15日(金)の夜に南船場店で
竹村さんと公然でお話をするため。
そう、トークセッション。
アーバンリサーチの事。スターネットの事。
その5年間の歩みと、これからの事。
きっと、その話は、その枠を超えて
みんなの進むべき道について考える
そんな明るい光が見えるような時間と
なることだろう。
竹村さんと馬場とのトークセッションの後には
MUZIKのアーティスト、ラジオゾンデの津田貴司さんと
いろのみのライブも、と盛りだくさん。
明日15日の夜。
大阪・南船場、難波神社近くにいらっしゃる方。
お時間のある方は、ぜひぜひ、足をお運びください。
みなさんの未来も共につながると、いいなと。
私は、明日も益子での休日。
お留守番。
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